生徒さん作品⑨

 蒔絵は装飾性が強いです。
華やかに飾り、より豪華になります。
 漆を筆に付けて描き、そこに金属を粉末にしてくっつける。
それを漆で固めて磨いて光らせ、存在感を出す。

作品 (11)  作品 (14)

 しかし、誰が考え出し、長年定着したのか?不思議です。
しかも日本だけですよ。蒔絵は・・・・。不思議・・・・。
 
 それは人から人へ、伝えて来て、また伝えていって続くものですね。
時代とともに趣向は変化するので、それに答えるのも1つのやり方ですね。

作品 (18)  作品 (27)

 アクセサリーはまさに装飾品ですので、蒔絵はなかなかいいです。
侘び寂びとは対極かな?
 電車の中である方が、自作の蒔絵ブローチをしていたら、
見ず知らずの若い方に
「あらっ、素敵なブローチですね?どこで買われたのですか?」と
 「これは私が蒔絵したブローチですよ」
  「じゃあ、世界で一つですね」
その方は、興奮して、「私は胸を張ったわ」と嬉しそうでした。
 私の方が嬉しいのでした。



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生徒さん作品⑧

  蒔絵をはじめてから、雑誌を見ても、広告を見ても、包装紙を見ても、
「これ蒔絵にいいかも?」なんて見るもの見るもの蒔絵にしたら?
 と世の中の視点がガラリと変わったと仰る方が結構いるんです。

作品 (5)  作品 (15)

 私から見ますと、既存の伝統的なものとは違い
捉われがないので、イキイキしてます。
これが、大事なんですね。
 技量より意匠が私は優先してしまいます。

作品 (6)

作品 (9) 作品 (10)

 技量は伝えられますが、意匠や個性はその人独特ですので、
私の範疇を超えています。
 だからよく驚かされます。
昨日のNHK、茂木健一さんの脳を若返らせる?だったかな。
私はよく強い刺激を受けてどんどん若返ってます(笑)。
 
 生徒の皆様、体験をお考えの皆様
自分をブレイクスルーしてください。後押しいたします。
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生徒さん作品⑦

 蒔絵を伝えるにあたり、
何をどう教えていけばいいのか?何を作って貰うのがいいのか?を真剣に考えていた時期があります。

Aさんは「そうだこのお椀はおじいちゃんにプレゼントしよう」
Bさんは「お世話になった、友人にプレゼントするためにこのプレートにしよう」
Cさんは「会社を退職するので、会社の方へのプレゼントに」

 こちらが考えなくても、皆さん目的があるんだ。
取り越し苦労をしたな。
 てな事で、私のやることは、いかに蒔絵自体に興味を持っていただくか?
より深く日本文化にのめり込んで頂くか。が大事ですね。

作品  作品 (1)

 生徒さんには、
「こんなのやってみたい」を大事にしていただきたいです。
好奇心やチャレンジ。またはどんな仕上がりになるのか分からないけど、やってみよう。
と、未知なる自分への到達。
 きっと、思ったより良くなった。でしょう。

作品 (2)  作品 (3)

でも、自分自身で生み出したのです。

きっと、プレゼントされた方は幸せですね。

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生徒さん 作品⑥

 教室も、基礎コースが終了すると、
次は初級コースに進めます。
目玉は螺鈿(ラデンといって貝の光る部分)を入れることです。

作 品 (32)  作 品 (33)

 「これがやりたかった」と言う方が多いです。
ラデンはギラギラした感じがして、入れすぎるとケバくなるんじゃないの?
 と恐る恐る少しずつ貼り付ける方がほとんどです。
あれっ?ラデン入れるの楽しみにしていたのでは?
と思いますが、少しづつ、派手さを抑えながら入れてます。

作 品 (30)  作 品 (31)

私は、これ以上貼れないって位入れても派手すぎる事はないですよ。って言いますが
控えめな日本人の特性がかいま見れる気がします。
思わず、微笑んでしまいます。普段はあんなに大胆なのに・・・・・失礼。

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生徒さん 作品⑤

 蒔絵をする為の道具はとても簡素です。
筆と漆、金属粉、蒔き筒と主な道具の他、砥石、磨き用コンパウンドなどです。
 
 しかし、簡素ゆえゴマカシが出来ないのも事実。
描く基本は、線ですが、一定の太さと漆の量。
 長く安定した線を引く為の持ち方がありますが、こちらは習得には練習しかありません。
しかし、習字をされてる方、設計をされてる方等、人によってクセがあります。
蒔絵らしい蒔絵を目指すなら兎も角、自分らしい蒔絵を目指すには、一番描き易い持ち方がベストです。

作 品 (24)  作 品 (25)

 しかし、粉蒔きは別です。
特に中級コースからの蒔きぼかしになると、失敗は出来ないので、
持ち方は兎も角、綺麗に均一に蒔く練習は必要ですね。
 その為の蒔き筒は、私オリジナルで作ってます。
市販のものは、メッシュの荒さが、私の思う物に巡りあわないからです。
 そうなんです、蒔き筒は手作りなんです。
カーボン筒を切って削って、メッシュを貼る。

作 品 (26) 作 品 (27)

  最初は慣れない手つきで粉を蒔いていますが、
必要に迫られて、上手く蒔ける様になりますね。
 なんだかんだ申しましても、日本人は手先が器用です。
状況に合わせる事が出来るのです。

作 品 (28)  作 品 (29)

 教室を始めた最初なんか、不慣れな手つきで一生懸命筆を持ち、蒔き筒で粉を蒔く姿を
見たときは嬉しくて感動してました。
 今では数少ない蒔絵師の卵の皆様、精進して蒔絵道進みましょう。
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生徒さん 作品 ④

 今朝は台風18号上陸か?50年前の伊勢湾台風並みか?
などがテレビの話題ですね。
 きょうは、水曜教室を隣でやってます。
今日のもっぱらの話題は「漆がちぢんだ」です。
どうやって乾燥させれば綺麗に乾くか?
刷毛は何で塗れば綺麗に仕上がるか?
漆の硬さはどうか?などです。

作 品 (17)  作 品 (18)

 たった今、作品が仕上がった方がいまして
あまりに綺麗な仕上がりに私もビックリしました。
 
 今日は他の講師の方の教室を隣で聞きながらPC打ってますが、
生徒さんの作品に対する思いが伝わってきます。
 自分が講師をしていると、仕上げるためのテクニックに注意が偏りがちですね、
隣で聞いていると、気持ち的なものを感じます。
 

作 品 (19)         作 品 (22)

 そうだ、今日の生徒さんで
「筆の先が全部揃ってしまい、変なんです」と、皆でなんでだろう????

私は
「私も以前にありました。筆は保存するときに油をつけますよね?
それを虫などが食べに来るんです。しかも筆の先の柔らかいところを」 
そうなんです、筆を保存する時は気をつけてくださいね。

作 品 (23)  作 品 (21)
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生徒さん 作品③

 うちは祖父から蒔絵師で、祖父や父の弟子など常に7~10人位のお弟子さんの中で育ちました。
夜なべも多く、手伝いなんかもさせられました。
自然、蒔絵は身に付きました。

作 品 (14)          作 品 (15)
 しかし、本格的に修行はじめたのは20歳からで石川県山中町で茶道具を中心に習いました。
福井で習いたかったのですが、他所の厳しさや産地の特色の違いを学ぶ為に山中に・・・。
 親方は最初からいい道具を使わなかったら駄目だという事で、ネズミの筆を下さいました。

作 品 (12)        作 品 (13)
 修行して一年後に「お前も何か描け」と言われ、
仕事後に棗に「蛍」を描きました。
ただ、訳も分からず、また狙いも無く純粋に蒔絵を施しました。
 HPのTOPにある画像がそれです。季節外れですみません。 

作 品 (16)        作 品 (11)
 そうか、今の教室に来てくださっている生徒さんは、
あの時の私かも知れない。
 技法は基礎コースで何となく分かり、でも何でこうなるのか?は
分かったような分からないような・・・・・・。
狙って描けるハズもなく、ただ漆という今までに無い感覚。
粉もただ蒔いている・・・・・しかし、磨けば金属粉が光る。
 あら、不思議。
でも、1500年位前に既にあったんです。変わりようの無い美しさ。
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生徒さん 作品 ②

 以前、何回かの回数をかけてとても頑張って作品を完成された方がいました。
私は「とても丁寧で誠実な感じの作品ですね」と申し上げたところ
「私は家族の者などには、ガサツでそそっかしい人」ってしか言われたとないですよ、と。
 でも、絵は正直だから、私は感じるままをい言ったのです、と。
その方は嬉しそうに、新しい自分を発見したと思います。
作 品 (90)   作 品 (6)
 それから、より一層作品作りに熱が入っています。
とても個性が発揮されイキイキした作品になります。
作 品 (7)   作 品 (8)
 生徒さんを見ていますと、ちょっと困難かな?
と言う位のチャレンジがあって、作品を完成できると
それを境に、どんどんイキイキとした作品になると思います。
 自分に自信がつくというのか、乗り越え、新しい自分が見えてくるというのか?
作 品 (9)        作 品 (10)
 ですので、ちょっと困難な作品作りに挑戦して欲しいと思っています。
私もお役に立ててる感が持て充実するのです。



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生徒さん作品 ①

 蒔絵を伝えたいという思いで、教室を始めましたが、
最初は何をどう伝えればいいのか?
 仕事で施す蒔絵と好きで描く蒔絵のギャップを感じていたものですから、
生徒さんには「好き」を大事にしたい、絵は自由で開放できるものを伝えたいと考えたのです。
作 品 作 品 (1)
 基本は線ですから、それを習得しつつ、心からほとばしる思いを筆に。
各人は自分の絵はどうなのか?
ほとんどの方は自信が持てないでしょう?
 それは比べて点数をつける制度だとそうかもしれませんが、各自が誇りを持ったら
個性はとても尊重できるものなんです。
作 品 (2)  作 品 (3)
 そうして何年か経過しました。
つくづく個性って何でしょう?絶対に真似の出来ない、その人そのものですね。
 1人1人違うんです。クセというか持ち味と言うか・・・・。
芸術にはとても大事な要素です。(組織とか集団には邪魔かもしれません)
作 品 (4) 作 品 (5)
 言うなれば、絵に現れる個性によって、自分自身に気づくというか
自分を探せると言うか。
大げさですが、自分自身を掴めるのが芸術かな?と学びました。
 そのお手伝いが出来て幸せを感じています。



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作品紹介Ⅱ

 さてさて、今日で4日目の展示会となりました、今日は一番の来場者となりました。
私にとって生徒さん作品展は4回目となり、作品の充実振りは大変満足しています。(自画自賛かな)
 さて、今日は講師である水谷さんの作品のご紹介です。
彼女は独自の世界があり、とても楽しんでいると思います。
 彼女が最初にスタジオに訪れた時は、私も不慣れで、マンツーマンで体験をしました。
スピリチュアルな話を一方的にして、きょとんとしていたのを覚えています。
犬が好きで、今までの作品は犬をモチーフにしたものが結構あります。
今回のワンちゃんは愉快な感じとCoolな感じの2パターンです。
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では、また。by祥幹



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作品紹介いたします。

 さて、既に蒔絵展示会3日目となりました。
ちょっと弱音吐いてもいいですか?
 「はぁ~、疲れたぁ」・・・・すみません、搬入~3日目で疲れがピークかな。

今日は、講師の長島さんの作品をご紹介しましょう。
長島さんは、長刀を持ったら日本一の腕前で、武道の達人です。
でも、普段は温厚ですよ。生徒さんからも親しまれています。
 教室立ち上げ前からのお付き合いですので、教室を創めた当初は、私は教え下手、伝え下手でした。
彼女に伝える秘訣を聞いたものでした。指導は私よりも上手くて丁寧で、関心させられます。
 作品のウサギ部分は3回以上盛り上げたらしく、モッコリとしていて可愛いのです。
梨子地をベースにした見事な研ぎ出し高上げ蒔絵です。蓋の中も必見です。
 お近くの方は是非会場に来て見てください。http://www.makieshi.com/ by祥幹

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