これは雅楽に使われる笙(ショウ)です。
笙に蒔絵を施す事は珍しいと思います。

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ご依頼は鳳凰蒔絵です。
バックに雲をイメージして太陽が今まさに昇らんとしています、
闇を鳳凰の登場で払拭する図です。

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そして、鳳凰は高蒔絵で羽根の一枚一枚を盛り上げますので、とても手間と神経集中を要します。
今回は木炭を粉末状にした物を蒔き土台を作ります。
それを一旦漆で固め、それから表面が平らになるように丁寧に一枚一枚研いでいきます。
そして更に、一枚一枚を地塗りをして金を蒔いていきます・・・・・・。
久しぶりに本格的な高蒔絵を施します。
弟子の頃を思い出します、高蒔絵は描く事は勿論ですが、金を研ぎ破らずに仕上げるのが
熟練の技です。
ふーーーーっ忘れかけていた何かを取り戻した感覚があります。
これは・・・・・・・とても楽しい。
この年で気づきました、
私は蒔絵を愉しんでいるのです。

ご依頼主に感謝です。

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さて、続きまして
大好きな鳳凰をもう一度描きます。

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さて、お客様の要望に応えるべく、色漆を練り合わせます。
やはり手で練った漆は滑らかさが違います。
しかし1色練るのに2時間位ヘラで練るので、それはそれで手間のかかる作業です。
透き漆と顔料を練ってから吉野和紙で漉してチリ、埃を取り除きます。

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そして、笙
第2弾
今回はより華やかに、より華麗に。がテーマです。

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この色を入れた後からが神経を要するところです。
私自身もどんな仕上がりになるか???
仕上がってみないと分からない・・・・・・。

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「古今和歌集のすごい秘密」平成和歌所