真夏の茶会のお道具で、感動した香合がありました。
茶席は、和室で 石州流、次期お家元の堀一考先生のお席の
床に飾ってあった香合です。
 お道具は全て、お客様をおもてなしするものなので、
亭主の心が発揮されるのです。
 その為には何ヶ月も前から準備をする訳です。
お道具は作品の出来の良し悪しは勿論ですが、取り合わせや全体のバランスも大事です。
 
 それらのお道具は、お客様で一番上座の「正客」が亭主の心を汲み取り、
尋ねるのです。
 その説明を聞くので、他の方も亭主の心に触れるのです。2172021e88cb6e4bc9a-29

 その中の香合の銘が「遣らずの雨」でした。(やらずのあめ)
「貴方を帰したくない、だから雨よ降っておくれ」
・・・・と私は、艶っぽい解釈をしてしまいました。
丸っこい香合に傘模様。・・・・・粋ですね。
 そう思って、それをお選びになった亭主、堀先生を見ましたら
艶っぽく見える事。(失礼しました)

 そんな事を考えながら、
お茶を頂く事には色んな思いが込められているのだなぁ。と
一人想いに耽っているのでした。まる

by祥幹

2009年7月22日