さて久しぶりのブログですが、
より蒔絵を伝えやすくする為にHPを一新しました。
今年は漆器にとって一番要な『下地』を習っています。
漆器の元は木ですが、そこに漆を塗っても吸い込んでしまったり丈夫さが足りなかったりします。
そこで漆に固い土の粉や米糊などを練って、塗りこんで土台を作るのです。
近年は下地師が激減で後継者不足です。
これは習うしかないな。という事で越前漆器でも数少ない下地師
錦古里さんに伝授して頂いています。
木地のお盆に下地を塗っているところです。
これで固くて丈夫、そして今後壊れても修復可能な一生ものの漆器が生まれます。
完成はこうご期待。
2016年3月11日