WCCという今回が第50周年記念大会が中国で行われた。
それは世界工芸大会というもので、始めて聞きました。それもそのはず日本は非参加国だったのです。
そして今回の記念大会に是非日本も参加したい、と言う中国と縁の深い方が現れた。
「工芸大国日本が参加しないでどうするんた」との熱い言葉に、私は参加を決めました。
案の定日本からの参加は私の家系だけ。
しかし、中国に行ってみて驚きました、世界60カ国にも及ぶ参加国が新しい会場で国を挙げての開催だったのです。
それを開催できる地元の人達や国の雰囲気が純粋なのです。
純粋なもてなしは感動します、喜びが感じられるからです。
中国の工芸技術もさる事ながら、世界各国の工芸も凄く力があって、そこには為替や風習の壁を超えた美しさがあります。
例えば私が買ったのはネパールのカシミヤですが全てハンドメイドで織りに1ヶ月を費やすそうです。
その肌さわりたるや感動しました。

エクアドルの銀細工やパキスタンのラクダの革細工、インドの絞り染、中国の木工細工、竹細工など、どれも自然環境とその国の生きる知恵が形となり受け継がれてきたものなのです。
作り手と直に触れる事は魂を受け取る感じです。
しかし世界でも最高クラスの日本の工芸が初参加とは・・・・ですが参加出来た奇跡は私の宝となりました。

世界中デフレ傾向ですが、その原因は大量生産の産物でしょう。
安くても欲しくない時代に入ってきました。
物に命を吹き込む事は、物を超えるんです。
なぜかって?
作り手はその自然を尊重しながら作るからです。
コンセプトがシンプルなんです、地球からダイレクトなんです。
作り手に触れてみて下さい、彼達の顔が何時までも浮かびます。
自然から離れると嘘や戦略が出てきます。
迷います、所有より征服感が出てきます。
征服する事は独占と秘密です。
文化はみんなの物で、尊重してしまいます。

いつか日本で出来るといいです、
そして日本の優れている分野がその時に分かるでしょう。

2015年1月9日