東京二期会の知人から、オペラ誌の表紙を蒔絵で。
という依頼を頂きました。
オペラ? ってどんなんでしょう?
今までの私の人生にはオペラはなかったのです。
「見た事ないのでみたいのですが・・・・・・」ということで行ってきました。
7月の「ファウストの劫罰」とつい先日の「魔笛」です。
ファウストの劫罰は初めてのオペラなので、成り行き、オーケストラ、演出、歌など1つ1つを丁寧に見すぎて
内容はよく覚えてなくて、圧倒されたり感動したりと、抽象的な印象なんです。
先日の魔笛は、ようやく落ち着いてオペラ鑑賞したって感じです。
席は正面3列目、目の前にオーケストラ、直ぐに舞台があり、演者は直ぐそこ。
歌の合間の息使いも感じます。
オペアとは・・・・・・、何て偉そうに語れませんが、
オーケストラと歌と舞台を合わせた総合芸術。と思いました。
だから、1つの公演は大仕掛けです。
「魔笛」はモーツァルトの代表作で、実際に初公演はモーツァルトの指揮で演じられたそうです。
ですので、クラシック音楽好きにはたまらないでしょう。
実際私もモーツァルト原作だけあって、知っている曲も何曲かあり、親しめました。
内容は省くとしまして、
意味合いとしては、宗教の教えが結構入っていて、正義のとか、煩悩とか、戒めとか
やはり芸術の源は何処の国も宗教から派生しているのだと感じました。
となると、各国々によっての宗教観が大きく左右するのでしょうか?
一神教より多神教の方がより練られているのかな?
日本の演目の織鶴なども気になってきました。
フィナーレは全員登場です。
拍手は鳴りやまず。でした。
因みに舞台手前の下の段にオーケストラがいます。
さて、どんなオペラ誌の表紙になるのでしょう???
二期会のKさんありがとうございます。