私は本が好きです、が読むのが非常に遅いのが難点。
なぜなら読み終わる頃には最初の方を忘れる位、時間が経過しているからです。
 しかし、『世界を知る力』寺島実郎著は面白くて早かったですね。

 ユダヤ人についてが面白かったです。
よく、ユダヤの陰謀とか言って、世界はユダヤ人によって操られている・・・・と聞きますね。
しかし、この本では
「ユダヤ人ほど誇り高い個人主義者はいない。自分の運命を集団的陰謀に託すほど単純な人たちではないのである」と。
 何だかスッキリしました。私も賛成です。
「朝寝、昼酒、幼稚な会話、そして愚か者の集いに連なること、これが身を滅ぼす」と格言があるそうです。気に入りました。

 天上の国で、5人の偉大なユダヤ人が議論を交わしたそうです。
テーマは「人間の行動を本質的に規定するものは何か?だそうです。
まず、モーゼは「人間が人間である為の要素、それは理性である」。
次にキリストがハートを指しながら優しく反論した「いや、それは愛です」。
に対し「とんでもない」とマルクス。「全ては胃袋、経済が決定する」。
 すると「もっと本音で議論すべきだ」とフロイト。
「結局は性、セックスなのだ」。
 侃々諤々議論していると
アインシュタインが舌をペロッと出しながら
「いやいや、皆さん、全てのことは相対的なのです」

ユダヤの知恵は、他国で孤独に打ち勝ちながら頑張るところにパワーが湧くような気がしました。

2010年5月31日