お久しぶりです。雑用係のKです。
以前に「腕時計の今年の新作として蒔絵の商品を出している宝飾メーカーがある」と書いたことがありましたが、覚えている方がいらっしゃるでしょうか?
一ヶ月ほど前になりますが日本橋三越本店で『ワールドウオッチフェア』なる催し物があって、その際に見て来ました。
腕時計の文字盤という小さなスペースですが、事前のカタログで見たよりも迫力があって見入ってしまいました。時計ですから当然「時針・分針」があり、蒔絵もごく薄く仕上がっているのですが盛り上がって見えるのが素晴らしかったです。
他にも様々なメーカーの時計を見て回り、仕組みや開発にまつわる説明などを聞いて『ものづくり』にかける作り手の真剣な姿勢を感じました。何より、手作りなのに「製品」として同じ物を同じ様に何点も作り上げるブレない技術力にプロとは何か?アーティストとの違いが少し分かった気がしました。
また10月4日(日)まで、日本橋三越本店で「日本伝統工芸展」を開催しています。日本の伝統工芸の最高とされる作家さん達の作品が見られる機会ですから、是非お出かけしてご覧になってみてはいかがでしょう?
2009年9月27日