Around the world Angora

 マリア テレサさんはアンゴラ出身です。
アンゴラってどこですか?と皆さんおっしゃいます。アンゴラは西アフリカです。
 私は興味深々で色々尋ねます。
しかし片言の英語です。何がなにやら怪しいのですが、色々聞きました。
私の英語は、相手の身振り手振り表情、あと理解できる単語の総合判断ですので、ご想像下さい。

22,3,1マリア&ラウラ (6) 22,3,1マリア&ラウラ (5)
 1975年にポルトガルから独立、その時の大役を担った大統領は独立4年後に病死。
その時の国民の悲しみは凄かったらしいです。
植民地にされるってどんなんでしょうね?
それで、母国語とポルトガル語で生活するらしいです。
 その他に色んな部族がいて、アンゴラだけで60以上の言語で話されているそうです、60ですよ。
マリアさんも理解出来るのは2つだけらしいです。広いぞアンゴラ。広いぞWorld
日本の方言はまだ理解できますが。
 「じゃあ自然がいっぱいですね?シマウマもいますか?」って聞きましたら、
「勿論、ライオンもいるよ」って。「ライオン?本物ですか?」「勿論」。
着ぐるみじゃないんだ・・・・・。ティッシュとか配らないんだ。

22,3,27   22,3,1マリア&ラウラ (9)

 いつもCDを持って来て頂いてそれを聞きながら皆さんで蒔絵に励むのですが、
その日は Mio Matsuda というシンガーのCDでした。
彼女は日本人で、ポルトガル語圏で活躍していて、凄い人気らしいのです。
 ポルトガルのファド。ブラジルのボサノバなど、
素晴らしいですよ。
日本人が海外で頑張っているなんて嬉しいですね。
私も意欲が掻き立てられますね。

ある質問

 先日、1通の質問メールが来ました。質問は2つでした。
20代の男性です。
 私はその質問に答えている時にいろいろな点に気付きました。
普段は余り考えていませんが、私の根本だと気付きましたので掲載してみます。

Q:蒔絵師と呼ばれる伝統工芸に携わっている方々はどういう生活を過ごしておられるのですか?が一つ。

A:伝統工芸師はいろいろな職種に分かれていまして、漆器場合ですと、木地師、下地師、塗師、蒔絵師と大きく4つに分かれています。
蒔絵は最終工程で完成品となりますので、自分で販売したり、注文をとる事は可能です。
 仕事のON OFFはなく常にON状態で、自宅で作業する為、寝ても醒めても仕事が日常から離れる事はないです。
週休2日の生活は困難なのが基本です。
 私は、自分で企画、制作、販売、と全てやるので365日働いている感覚です。
遊びも仕事も全てが一つで、例えば旅行するにも蒔絵の肥やしになる様なところを選びますし、物作りしている方を見つけると話ますし
お客さんが遊びに来たいと言うと「どうぞ」と言って迎え入れて一緒に遊ぶし・・・・。
 給料はないので自分の稼ぎだけなので、全てが自分次第です。
下請け(今は余り仕事はありませんが)をすると、完全に仕事感覚になり、相手の要望に応える為の制作をすることになります。
 
 現在は、いろんな伝統工芸産地は衰退の一途です。仕事は減るし、作業の手間賃は下がるし、後継者は減るし。と言ったところで、
日本の文化そのものを揺るがす問題です。

 私は、絶やしたくない、日本の文化は世界に影響を与える。を信念に年前から東京に舞台を移しました。
勿論全ては自分次第です。誰からも干渉されていませんし、自分の行いが、即結果に出ます。誰からも教えられていません。
私の周りに集まる人や、結果が私自身だと思うようになり、人や結果をみて自分を省みます。

Q:また、私のような普通に高校大学を経験し、そして一般企業で働いている人間が目指せるような世界なのかどうかという点がもうひとつです。

A:答えは、明日からでも目指せます。
ただ生活していけるか?となると、かなりの努力が必要です。
 心の奥に「絶対やり通すんだ。」とか
日本の文化の素晴らしさ(私は世界一級だと思っています)を認識してないと、くじける事が多々あると思います。
 ただ、日本の文化は瀕死の状態です。

・・・・と私は改めて文化を認識したのでした。
今後の日本が進む道や、日本が日本らしく誇れるのは日本文化以外ないのではなかろうか?
と気付かせて頂いたのだと思います。

 その後このような返信が来ました。

『とてもやりがいのあるお仕事のようで、とてもわくわくしました。
ありがとうございます。
 同時に、とてもいろいろなことを考えてしまい、再びメールさせていただきました。少々長文になってしまうのですが、もしよろしかったらお付き合いください。』
以下省略させて頂きますが嬉しかったです。